秋は旬を迎える美味しい食材がたくさん。
特に、栗やさつまいもはやさしい甘さが特徴でお料理やスイーツなど幅広く活用されています。
普段のお料理にプラスするだけで一気に秋らしくなるので今の季節におすすめです。
11月のおすすめ食材
1.栗
栗にはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは熱に弱い成分ですが、栗に含まれるでんぷんが熱から保護してくれる働きがあり、加熱してもしっかり摂取できるのが特徴です。
2.紫芋
紫芋の色の素でポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富に含まれているため目の健康に役立つほか、ビタミンや食物繊維もバランスよく含まれていて美肌効果や免疫力を高める働きがあります。
3.あんこ
和菓子に幅広く使用されているあんこ。脂質が少ないため洋菓子よりもダイエットにおすすめです。そのほか、小豆由来の良質なたんぱく質や食物繊維、ポリフェノールも含まれている栄養満点な食材です。
ポリフェノールのはたらきとは??
最近よく聞く「ポリフェノール」。一体何なのか、どんな効果があるのかイマイチわからない方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなポリフェノールについてご紹介します。
ポリフェノールとは植物の渋みや色の素となる成分で、太陽の紫外線や外敵から身を守る役割をしています。その数は自然界に4000種類以上存在し、緑茶に含まれるカテキンやトマトのリコピンなどもその中の一つです。
ポリフェノールに共通する効果は抗酸化作用というもので、ストレスや加齢、紫外線など様々な要因で蓄積されるダメージを取り除く働きをしてくれます。そのままにしておくとシミ・シワや生活習慣病など様々な不調の原因となるのでしっかり対策をしておくことが大切です。
例えばフランス人はお肉やバター、チーズなどの高カロリー・高脂質な食生活にも関わらず、他の欧州諸国と比べて心臓病や脳卒中による死亡率が低いそうです。それに対してワインの消費量は欧州で1番多いことから、ワインに含まれるポリフェノールの働きによるものと考えられています。
もちろん、飲みすぎれば健康を害してしまいますので気を付ける必要はありますが、日常的にポリフェノールを摂ることを意識して美容や健康を維持していきましょう。