「冷え」「乾燥」「花粉」2月は美肌の大敵が揃い踏み | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2023.02.08
「冷え」「乾燥」「花粉」2月は美肌の大敵が揃い踏み

2月の肌ケア

寒さ厳しく乾燥も進む2月は、肌にとって最も過酷な時期です。 冷えや乾燥は、肌のバリア機能を低下させて 肌トラブルを引き起こす原因になります。 また、ターンオーバーを鈍らせ、シワやシミ、くすみなど 肌老化を加速させる原因にもなることから、 冷え対策・乾燥ケアが美肌作りにはマストとなります。

更に2月は花粉の飛散も始まる時期です。加えて徐々に日照時間も増え、 紫外線の影響も強まることから、美肌の大敵が揃い踏みな状況に…。 そんな過酷な環境から肌を守るには日々の対策が重要。 しっかりと対策に取り組み、外的要因から起こる肌トラブルの回避に努めましょう。

今回は、冷えに乾燥、花粉や紫外線が気になるこの時期の【肌ケア】についてご紹介します。

冷えや乾燥を放って置くと、これから本格化する花粉シーズン、 紫外線シーズンにトラブルを招いたり、症状を悪化させる場合もあります。 気分が高まる春先に後悔しない為にも、 是非今の内から対策に取り組み、トラブルの芽を摘んでおきましょう。


保湿ケアで乾燥対策


保湿

一年で最も寒い時期となる2月は肌が最も乾燥する季節です。 気象庁が発表する東京都の平均湿度を見ても、49%と2月が最も低く、 且つ暖房を使用することから湿度はさらに低下。 肌にとって過酷な乾燥月間となります。

乾燥は美肌の大敵です。乾燥を放置すれば、 カサつきや小シワの原因になるだけでなく、 外からの刺激や外敵から身を守る肌のバリア機能を低下させ、 様々な肌トラブルを引き起こす原因となります。 また、乾燥した肌を放置することで肌の水分保持能力も弱まり、 益々乾燥が進むことで更なるトラブルを引き起こすと言った悪循環にも陥り兼ねません。 こうした悪循環を招かないよう、日々の保湿ケアを徹底して乾燥から肌を守りましょう。

スキンケアの際や乾燥が気になる際には、 自分の肌に合った保湿力の高いクリームなどで、出来るだけ早急に乾燥を防ぐ。 敏感な肌への刺激を減らし、乾燥するのを防ぐ為に、 洗浄力の強い洗顔料の使用、強い摩擦、熱いお湯の使用を控える。 暖房器具を使用する際は必ず加湿もセットにして、 出来るだけ高い湿度を保つなど、保湿対策を徹底しましょう。

また、保湿対策、冷え対策としてマスクの着用も有効です。 ただし、マスクを外した時は保湿されていたマスク内の肌の水分が一気に蒸発し、 乾燥しやすい状態になってしまうため、この際のケアを怠らないことが大切。 マスク着脱の際にはしっかりクリームなどで保湿して、 肌を乾燥させない対策を忘れずに行いましょう。


顔冷え対策で代謝促進


顔冷え対策

乾燥同様、冷えも美肌の大敵です。 顔が冷えて血流が悪くなると、肌細胞の隅々まで水分や栄養が行き渡らず、 シミやシワ、くすみ、クマ等、肌トラブルを招く原因になります。 肌の新陳代謝を活発にし、潤いとハリのある美肌を維持するためにも、 肌を温め、血流の良い状態を保つことが大切です。

顔冷え対策としては、運動習慣や毎日湯船に浸かる習慣を身に付けるのが効果的です。
日々の生活の中で出来るだけ体を動かすことを意識し、 お風呂はシャワーで済ませず、湯船にゆっくり浸かって体を芯から温めましょう。
湯船に浸かりながら、顔に蒸しタオルを当てておくのも良いでしょう。 蒸しタオルで顔が温まることで血行が良くなり、 顔冷えによる血行不良を効率よく解消することができます。

また、マッサージも効果的です。特に耳の周りにはリンパが集まっています。 耳の周りを気持ちの良い程度の力でマッサージしてあげると、血流が良くなり、 冷えが改善されると共に、老廃物が流れて顔のむくみもすっきり、 うるおい美肌に導くことが出来ます。


メガネやマスクで花粉をガード


花粉対策

2月頃にはスギ花粉の飛散が開始します。
花粉が多く飛散する時期に、かゆみや赤みといった肌トラブルに見舞われる方は多くいます。 これは、アレルギー反応が肌に現れる為に起こります。 外的刺激から肌を守る肌のバリア機能が低下していると、 花粉などのアレルゲンが侵入し、炎症反応として肌トラブルを引き起こすのです。

花粉による肌トラブルを防ぐには、まずは花粉を付着させないことが大事。
花粉を肌に付着させない対策としては、眼鏡やマスクの着用が有効です。 特に目の周りの皮膚は薄く、花粉などの刺激に敏感になっています。 花粉専用のメガネはもちろん、普通のメガネでも 7割程度の花粉をカットすることが出来るとされる為、 特に花粉に敏感な方は着用を検討してみましょう。

また、頬も肌荒れを起こしやすい部位ですから、マスクなどでガードしましょう。 マスクを着用することで、花粉はもちろん、この時期気になる菌やウィルス、 紫外線や乾燥も同時に対策することができます。
この際に大事な事は、隙間なく密着させることです。 自分の顔の形に合ったサイズのマスクを選び、 ノーズワイヤーをしっかりと密着させ、隙間なく着用し花粉の侵入を防ぎましょう。

肌のバリア機能を高めておくためにも、規則正しい生活習慣を送り、 普段から「腸活」を心掛けて、腸内環境を整えておくことも大切です。

海藻類やキノコ類、もち麦や玄米などの食物繊維が豊富な食品。 納豆やヨーグルト、味噌などの発酵食品は腸内環境を整え、 アレルギー対策や美肌作りに有効な食品です。 積極的に食事に取り入れ、体の中から強い肌を育てましょう。


2月の紫外線量は10月並み


日焼け止め

肌老化の原因となる紫外線は1年中降り注いでいるため、冬でもUV対策はマストです。
寒い2月に紫外線対策は必要ないと考える人も多いですが、 気象庁が発表した2021年度の東京の紫外線量を見ると、2月の紫外線量は10月とほぼ同じ。 冬だからと油断せず、UV対策を行いましょう。

紫外線は、肌の弾力やハリの元であるコラーゲン、エラスチンを壊し、 シワやたるみの原因となります。また黒色メラニンの生成により、 シミやくすみを作る等、肌老化の大きな要因となります。

スキンケアの際には日焼け止めを忘れずに仕込む。 天気の良い日には帽子やサングラスを着用する等して、紫外線から肌を守りましょう。


過酷な環境から肌を守り春に備えよう


「冷え」「乾燥」「花粉」そして徐々に強まる紫外線など…2月は美肌の大敵が揃い踏です。
肌にとって過酷な環境となる2月の肌ケアは、 春先の肌状態を左右する大きなポイントでもあります。

春に向けどんどん強まる紫外線や花粉、更には春風で舞う土埃、 寒暖差など、春の環境に負けない強い肌を作るには冬の間のケアが重要です。 是非、今から出来る対策に取り組み、外的刺激に負けない強い肌作りを目指しましょう。