色鮮やかな梅干しはお料理に彩りを添えてくれるほか、味が濃いので少量でも存在感があります。
かつお風味やはちみつ仕立てなどバリエーションも豊富なので選ぶのも楽しみの1つです。
6月のおすすめ食材
1.しめじ
低カロリーで食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富なのでダイエットの心強い味方になってくれます。お料理のかさ増しにもなるので食べ過ぎの予防に積極的に取り入れたい食材です。
2.梅干し
日本の伝統的な食材である梅干し。酸味のもとであるクエン酸は疲労回復効果があるほか、唾液の分泌を促して食欲を増進させてくれます。ただし塩分が高めなので、1日1個程度にしましょう。
3.イカ
うま味成分も豊富なのでお料理やおつまみでも大活躍のイカ。代表的な成分であるタウリンには肝臓の働きをサポートしてくれたり、血液のめぐりを良くしてくれる働きがあります。
ちょっとだけ注意？ 梅干しの保存について
塩分濃度が高く、殺菌効果のある梅干しは長期保存が可能な食材です。しかしそれは昔ながらの梅干しに限った話かもしれません。
近年の健康志向から減塩された梅干しが数多く出回っています。減塩されればその分傷みやすくもなりますので、昔のような高い保存性はあまり望めなくなったと言えるでしょう。
ただ、殺菌効果が全くなくなったわけではありません。むしろ他の食材に比べるとかなり優れていますので、食中毒が心配になってくるこれからの季節に活用していきましょう。
昔ながらの食材が時代の変化で形を変えていくことに少し寂しさを覚えますが、塩分が高めと言われている日本食。より健康的な食文化に変わっていくのは良いことなのかもしれませんね。
