魚の臭みが気になるときは、香味野菜を取り入れてみましょう。
臭みを取るほか、殺菌効果もあるので食材が痛みにくくなりますよ。
ネギ・にんにく・生姜など一年を通して手に入る食材も多いので、
気分やお料理によって選ぶのも楽しそうですね。
9月のおすすめ食材
1.長ネギ
薬味やお鍋など、和食に欠かせない食材である長ネギ。にんにくなどにも含まれるアリシンという辛味成分には血行促進や殺菌作用等の効果があります。加熱すると甘味に変化し、かさも減ってたくさん食べられるようになりますのでこれからの季節にご活用ください。
2.鰯
水揚げ後に大変傷みやすいことから魚へんに弱いと書きます。最近では鮮度の良いイワシもスーパー等に出回っていますのでお刺身でも食べられるようになりましたが、美味しいイワシは丸々と太っており、目が澄んでいてエラがピンク色のものです。参考にしてみて下さい。
3.ごま油
良質な脂肪酸を含み、血圧や血中コレステロールを下げてくれる効果があります。更に、ゴマに含まれる抗酸化成分も含まれているので美容にも効果的な油ですので積極的に取り入れていきましょう。ただし、過剰摂取にならないよう気を付けることが大切ですよ。
イワシ・サバ・サンマ・・・ 青魚のすごいパワー
DHA・EPA・DPAなど、お魚の中でも青魚には良質な油が豊富に含まれています。
バターやラードなどは常温で固まりますが、冷たい海を泳ぐ魚の油が固まってしまっては大変ですよね。
健康のために油を摂るのを控えている方もいらっしゃると思いますが、DHA・EPA・DPAには逆にコレステロールや中性脂肪を減少させ、血液をサラサラにしてくれる働きがあります。
つまり、健康維持や生活習慣病対策に欠かせない成分なんです。
そのほかにも、脳の働きを活発化させてくれるので記憶力アップや認知症の予防にも効果が期待できます。
「魚を食べると頭が良くなる。」と言われるのにはこんな理由があるからなんですね。
煮ても焼いてもそのままでも。いろいろな食べ方が楽しめる旬のお魚には嬉しい効果がたくさんあります。ぜひお楽しみください。