おつまみだけじゃ勿体ない!「枝豆」の栄養と健康効果 | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2018.08.22
おつまみだけじゃ勿体ない!「枝豆」の栄養と健康効果

枝豆
夏が旬の食材に「枝豆」があります。

「ビールのお供といえば枝豆」と言える位、お酒のおつまみにぴったりな枝豆。
あの鮮やかな緑色の粒の中には、 おつまみにしておくには勿体無いぐらいの栄養が詰まっていることを、みなさんはご存知ですか?

枝豆は、 「畑の肉」とも言われる大豆が成長する途中の、未熟で若い段階に収穫したものです。
その為、大豆に含まれるタンパク質や食物繊維、カリウム、マグネシウム、 鉄、ビタミン類など豊富な栄養が含まれる上に、 青い段階で収穫することで、大豆には含まれていない ビタミンCやβ-カロテンまでもが含まれていると言う、 まさに”大豆と野菜のいいとこ取り”をしたような素晴らしい食物なのです!

また、さやを付けたまま調理することで、栄養価が失われにくいのも嬉しいポイント。

夏の疲れが溜まってくるこの時期、そんな枝豆の豊富な栄養を取り入れて、 暑さでお疲れ気味のお肌や体の回復につなげたいものですね!

そこで今回は、「枝豆に含まれる栄養と期待できる健康効果」、 「枝豆をおいしく食べるための調理法や保存のコツ」についてご紹介します。

生活習慣病予防に美肌にダイエット! 是非この機会に枝豆の健康効果について知って頂き、健康の維持・増進にお役立てくださいませ。


枝豆に含まれる栄養と健康効果


枝になる枝豆
7月から9月と…まさに今が旬の枝豆。
枝豆に含まれる豊富な栄養素にはどのような働きがあるのでしょうか?
以下に注目したい栄養素を取り上げてみます。是非ご覧になってみてください。


タンパク質

ご存知、健康に生きる上で欠かせない三大栄養素の一つです。 筋肉や皮膚、内臓など、細胞の主成分となり、体の機能を調節する酵素やホルモンの材料にもなる非常に重要な栄養です。

ビタミンA・β-カロテン

β-カロテンは体内でビタミンAに変換されます。 皮膚や粘膜を健康に保つために必要な栄養素です。 免疫力をアップさせ、感染症やがん予防にもつながる大事な栄養素となります。

ビタミンC

コラーゲンを合成して肌のハリやみずみずしさなど、美肌づくりに欠かせない栄養素です。 血管や皮膚粘膜を強化し、抗酸化作用や抗ストレス作用もあります。

ビタミンB1

糖質をエネルギーに変える際に欠かせない栄養素になります。 また脳の中枢神経や手足の抹消神経の機能を正常に保つためにも欠かせません。

ビタミンB2

糖質、脂質、たんぱく質と、食事から取り入れた3大栄養素をエネルギーに変える為に働く栄養素です。 皮膚や粘膜を保護する働きがあり、健康な皮膚や髪の毛、爪等を維持するために必要です。

ビタミンB6

食事から摂取したタンパク質をアミノ酸に分解し、体に必要なタンパク質に再合成するために不可欠な栄養素です。 きれいな髪や肌の成長に役立ちます。

ヘモグロビンの成分として全身に酸素を送る働きをします。 月経のある女性に特に不足しやすい栄養素ですので、食事から積極的に補うことが大事です。

カルシウム

健康な骨や歯を形成するのに欠かせない栄養素です。また、筋肉や神経の働きを正常に保つ為にも役立ちます。

食物繊維

脂質や糖質の吸収を抑え生活習慣病の予防に役立ちます。 また、腸の蠕動運動を促す働きがある為、便秘解消や大腸がん予防としても役立ちます。

メチオニン

人のタンパク質を構成する必須アミノ酸の1つで、解毒作用やむくみを予防する効果があります。 ビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールの分解を助け、二日酔いの予防にも役立ちます。 脂肪燃焼効果やむくみ予防としても役立つとされ、近年注目されている成分です。

カリウム

体内に溜まった余分な水分を排出する働きがあり、むくみの予防、改善に効果があります。


お酒のお供・ダイエット中のおやつにもピッタリ


枝豆
この様に、枝豆には様々な栄養素が詰まっています。
アルコールの分解を助けたり、飲んだ翌日のむくみに効くことからも、 アルコールのお供に選ばれるのも頷けますね!

また、ダイエットに効果的な栄養も豊富なのにも拘らず、大豆と比べて低カロリーなので、 ダイエット中もおやつとしてもぴったりです!
露出の多い夏はダイエットを意識されている方も多いと思いますので、 是非この機会に調理に活用してみてはいかがでしょうか?


枝豆をおいしく茹でるコツ・ポイント


そんな枝豆ですが、調理が簡単で手軽に食事に取り入れることが出来ます。

枝豆の調理法と言えば、一番メジャーなのは「塩茹で」ですよね?
食べ始めると手が止まらなくなってしまいますが…おいしく茹でるコツがあるのでご紹介します。

枝豆の塩ゆでは、さや付きのまま一度塩でもみ洗いして、 そのまま沸騰したお湯に塩もみしたままの塩を流さず投入して茹でると、 緑鮮やかにおいしく茹でられます。

このとき、あまり茹ですぎると食感が柔らかくなりすぎて、うまみも逃げてしまうので、 茹ですぎないこと。また茹で上げたものを水で洗い流さないことがおいしく食べるポイントです!


枝豆は冷凍保存がお勧め


枝豆ごはん
沢山あって食べきれない場合は、一度茹でて冷ましたものを、 水気をよく切って保存袋に入れ冷凍しておくと便利です。 食べる時は、冷凍庫から食べる分だけ取り出し、自然解凍すればいいだけですから簡単です。

お弁当に彩として加えても良し、炒め物やサラダ、卵焼きに加えても良し、 様々な調理に合い、不足しがちなたんぱく質も補えますので色々と調理に活用してみてください。


枝豆は傷みやすい


もう一つ注意点としては、生ものと一緒で枝豆は”傷みやすい”と言うことです。
冷蔵庫に数日保存しただけで色が茶色に変色してダメになってしまいますので、 購入したらなるべく早く食べてしまうか、茹でて冷凍保存してしまいましょう。


栄養たっぷりの枝豆を食べて残暑を乗り切ろう


収穫される季節によって野菜の栄養は大きく変わります。
今が旬である「枝豆」はより栄養価が高まっています。

様々な健康効果や美容効果が期待できる枝豆を上手に取り入れて、 これまで溜まった夏の疲れを吹き飛ばすと共に残暑も元気に乗り切りましょう。