大寒の縁起物「大寒卵」で寒さに強い元気な身体へ | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2022.01.19
大寒の縁起物「大寒卵」で寒さに強い元気な身体へ

大寒卵

明日1月20日は、一年で最も寒い頃となる「大寒」となります。
体が冷えるとそれだけで免疫力が低下し体調を崩しやすくなります。 ちょうど年末年始の疲れがドッと出てくる頃でもありますので、 体調管理には十分気を付け、冷え込む時期を元気にお過ごしくださいね。

そんな大寒に食べると良いとされる縁起物に、 「大寒卵」があることをご存知でしょうか。

大寒の時期に生まれた卵のことを「大寒卵」と言います。 鶏は寒さが厳しくなるこの時期卵をあまり産まないため、 その分栄養が濃縮されていて、滋養に富んでいる事から 大寒の縁起物とされています。 また大寒卵は風水的にも、健康運、金運アップに良いとされる 有り難い食べ物です。是非寒いこの時期に美味しく食べて その御利益にあずかりたいものですね♪

そこで今回は”完全栄養食”とも言われる「卵の栄養」についてご紹介します。
1年で最も寒い頃となるこの時期、冷えから体調を崩さない様、 滋養に富んだ卵を抵抗力の強化に役立てましょう。


「完全栄養食」とされる卵の栄養


卵は「完全栄養食」と言われるほど、体に必要な栄養素が豊富に揃っています。
ビタミンCと食物繊維は補うことが出来ないものの、 鶏の雛が孵るのに必要な全ての栄養素が濃縮されており、 滋養強壮に繋がる健康食品として昔から食されてきました。


卵は良質なタンパク源


卵

そんな卵に含まれる栄養素の中で注目すべきは、 やはり何と言っても「タンパク質」です。

卵は、肉や魚と同様、体内で合成することができない 9種類の必須アミノ酸をバランスよく含む良質なタンパク源です。
タンパク質は筋肉を始め、臓器や肌など、体の主成分となる他、 体の機能を助けたり調節する働きをする「酵素」や、 「ホルモン」の材料ににもなる、生きていく為に欠かせない重要な栄養素となります。 不足すると免疫力の低下や肌質の低下、筋力や骨量の低下など、 様々なリスクがあることから、日々の食事で意識的に補うことが大切です。

そんなタンパク質が卵一個(Mサイズ50g)あたりで6.2グラム程補うことが出来ます。 1日のタンパク質の摂取量の目安としては体重(g)程度とされますから、 例えば体重が50キロの人の場合50gのタンパク質が目安となります。 卵1個で一日に必要な量の10%以上を補えますから、 タンパク質の摂取源としてとても効率が良いと言えると思います。


コスパの良い卵は家計の救世主


卵の栄養

また良質なタンパク源として、コストパフォーマンスが良いのも 卵のメリットと言えるのではないでしょうか。 卵は牛肉や豚肉などの肉類と同じ”アミノ酸スコア100”の良質なタンパク源ですが、 これらと比べてとても安価で購入できます。 栄養が豊富なのにコスパが良いなんて、まさに家計の救世主ですね!


栄養の宝庫である卵の優れた効果


また卵には、骨の材料になる「カルシウム」や、カルシウムの吸収を助ける「ビタミンD」、 (カルシウムやビタミンDは精神を安定させ鬱対策としても効果的) カルシウムを骨に沈着させる働きがある「ビタミンK」が含まれており、 骨の健康維持に役立ちます。
更に、皮膚や粘膜を保護し免疫力を高める働きのある「ビタミンA」、 脂肪をエネルギーに変える手助けをする「ビタミンB2」、 健康な髪や肌の維持に役立つ「ビオチン」など、多くのビタミン類を含みます。

また卵には、脳や細胞膜の修復、合成を促してくれる「コリン」と言う成分が含まれており、 こちらは学習能力や記憶力の向上に役立つ上、認知症対策としても効果的です。
他にも目の健康に役立つ「ルテイン」を含む。 「メチオニン」という必須アミノ酸が活性酸素を抑え老化を予防するなど、 健康、美容、ダイエットと全てにおいて多くのメリットがあります。

最新の研究では、栄養豊富な卵を1日2〜3個食べることで脳を若々しく保ったり、 生活習慣病の予防に効果的であることも報告されています。
まさに卵は安価で効率よく栄養が補えるスーパーフードと言えますね。


生卵よりも半熟卵がお勧め?


卵

そんな卵のお勧めの食べ方としては、軽く火を通して白身部分には火が通り、 黄身は生に近い半熟程度の状態で食べるのがお勧めです。

卵は生で食べるよりも火を通して食べる方が体への吸収率が上がります。 ただ高温で長く加熱してしまうとタンパク質が変化して消化が悪くなったり、 ビタミンなどの栄養が低下してしまうことから、 半熟程度に火を通して食べるのが一番効率が良いのです。

もちろん好きな食べ方で食べていただくのが一番ですが、 もし体への優しさや吸収効率の良さを考えて食べるのであれば、 半熟卵で食べると良いでしょう。


野菜と一緒に食べてバランスを取ろう


また、卵は完全栄養食とされるものの、 ビタミンCと食物繊維は含まれていませんので、 野菜のおかずと一緒に食べて不足部分を補うのがお勧めです。 サラダや野菜スープなどと一緒に食べて、卵の栄養をよりパワーアップさせちゃいましょう。


卵を食べて美味しく日々の元気に役立てよう


卵には、私達人間が生きていく上で欠かすことができない栄養素がぎっしり詰まっています。
1年で最も寒い時期となるこの時期、感染症に負けない強い体作りとしても卵は最適。
是非生命力の詰まった卵の驚異のパワーを利用して、 美味しく日々の元気に役立ててみてはいかがでしょうか。