梅雨のイヤ〜な侵入者「家庭でできる害虫対策」 | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2024.07.03
梅雨のイヤ〜な侵入者「家庭でできる害虫対策」

梅雨の害虫対策

梅雨の季節は、湿度が高くなるため害虫が発生しやすい時期です。 特に、蚊やハエ、ゴキブリ、ムカデなどが家の中に侵入しやすくなります。

虫が嫌いな人にとって、これらは非常に不快でストレスになります。 またこれらの害虫は、病原菌を運んだり、 アレルギー反応を引き起こしたりすることがある為、 健康を守るためにも適切な対策が必要です。

そこで今回は、【梅雨時期に注意したい害虫対策】についてご紹介します。

地球温暖化の影響で虫全般の数が増えているとされ、 春先にはカメムシの大量派生がニュースになりました。 また、刺されると強烈な痒みを引き起こすトコジラミの発生が 各地で確認される等、害虫による被害が拡大しています。 こうした被害を極力防ぐ為にも、家庭でできる対策をしっかりと講じて、 害虫の侵入や発生を予防しましょう。


家庭でできる害虫対策のポイント


家庭でできる害虫対策

梅雨の時期は家庭内の様々な場所で害虫が発生しやすくなります。 出来ることから対策して、害虫の被害から身を守りましょう。

以下では、家庭でできる害虫対策のポイントについてご紹介します。


害虫の侵入経路を断つ


害虫対策として、まず、害虫の侵入経路となる隙間を塞ぐことが重要です。 害虫は僅かな隙間からも侵入します。 窓やドアの隙間はもちろん、換気扇や配管周りの小さな穴もチェックし、 防虫カバーやネットなどで対策しましょう。 また、人の出入りと共に玄関から侵入するケースが多いので、 玄関のドアを開ける際には周囲を確認して侵入を防ぎましょう。


家の中の湿度管理に気を配る


害虫が好む湿った環境を作らないように、 家の中の湿度管理にも気を配る必要があります。 浴室やキッチンは特に湿気がこもりやすいので、 使用後はしっかりと換気を行い、湿度を下げる工夫をしましょう。


害虫の餌を室内の放置しない


家の中で害虫が発生しやすい場所としては、 キッチンや浴室など水回りが挙げられます。 害虫が繁殖しやすい生ゴミや食べ残しは、すぐに片付けることが大切です。 食物残渣は害虫にとって格好の餌となり、繁殖の原因にもなります。
また、排水溝に詰まった髪の毛や皮脂汚れを餌にする害虫もいます。 これらの場所は常に清潔に保ち、害虫の餌を残さないことが予防には大事です。


段ボールは害虫が好む場所


家の中を清潔にしていても、思わぬ所から害虫が侵入する場合もあります。 例えば、配達などで使用した段ボールに潜んでいるケースがあります。 段ボールは特に害虫が好む場所である為、不要な場合はすぐに捨てるようにしましょう。 もしくは、段ボール保管する際には、乾燥した場所を選び、 定期的にチェックして虫がいないか、湿気がないか確認することが重要です。


布製品の湿気や汚れに注意


害虫対策

衣類や寝具などの布製品も虫が発生しやすい場所です。 特に布製品を好むのがダニです。ダニは暗い場所を好み、 布製品に残った人の皮脂や食べこぼしをエサにして繁殖する為、 衣類や寝具はこまめに洗濯し、しっかり天日干しするなどで対策しましょう。

布製品に潜む害虫は、高温で死滅する場合がほとんどなので、 アイロンをかけたり乾燥機で乾かすなども対策として有効です。 収納する際にも、しっかり乾燥させてからクローゼットにしまうことが大切です。


観葉植物が害虫の発生源になる


観葉植物が害虫の発生源になる場合もあります。 観葉植物の土に含まれる有機物をエサにして、そこに卵を産み付け大量発生することも。

例えば、多いのがコバエです。 コバエは特に悪さをしませんが、目の前を飛び回るととても不快なものです。 虫の湧きにくい無機質な土で表面を覆う、または植え替える。 土を使わない水耕栽培やハイドロカルチャーで植物を育てる等対策して、 害虫の発生を防ぎましょう。

また、植木鉢の水受けに水が溜まったままになると、 ボウフラが沸き、蚊が発生することもあるので注意が必要です。


忌避剤や殺虫剤を活用する


忌避剤や殺虫剤を使用する場合は、人体に無害なものを選び、 適切に使用することが肝心です。また、自然の力を借りた対策として、 害虫が嫌がる植物やエッセンシャルオイルを利用する方法もあります。

例えば、害虫が苦手とするハーブ系の忌避剤を使用するのも効果的です。 ハーブの一種であるレモングラスは、蚊を遠ざける効果があるとされています。 これらの自然由来の方法は、害虫を寄せ付けず、 同時に家の中を爽やかな香りで満たしてくれます。 好みや用途に合わせて活用しましょう。


家具の裏側や隙間なども対策しよう


家具の裏側や隙間など、害虫が潜みやすい場所には 害虫よけスプレーを使用することで、害虫の侵入を防ぐことができます。
専門の害虫駆除業者に依頼することも一つの手段であり、 その場合、害虫駆除に関する豊富な実績や資格を持つ業者を選ぶことが大切です。


害虫が発生してしまった場合は


最後に、害虫が発生してしまった場合は、早急に駆除することが重要です。 特に、蚊はマラリアやデング熱など、恐ろしい感染症の媒介となることがあるため、 見つけ次第、殺虫剤などを使用して迅速に対処する必要があります。

蚊に刺されない対策としては、虫よけスプレーをこまめに使用したり、 庭作業などをする際には、長袖長ズボンを着用して肌の露出を減らすのがお勧めです。


害虫対策を講じ安心でストレスの無い毎日を


日常の掃除と並行して、これらの予防策を講じることで、 害虫の発生を大幅に減らすことが期待できます。
害虫問題が発生しやすい梅雨時、しっかりと対策して、 安心でストレスの無い毎日を送りましょう。