「胃もたれ二日酔いリセット術」で新年会シーズンもスッキリ | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2022.01.07
「胃もたれ二日酔いリセット術」で新年会シーズンもスッキリ

胃もたれ二日酔い

年末年始の暴飲暴食の影響で、そろそろ胃がお疲れではありませんか?

そんな状況でこれから新年会シーズンを迎えます。 胃がお疲れのところに更なる負担が掛かれば、胃は益々疲弊してしまいます。 疲労に倦怠感、風邪をひきやすくなる、肌荒れ、胃痛等など、 胃腸の疲れから体調の悪化に繋がることもある為、 胃が弱りがちなこの時期はいつも以上の警戒が必要です。

そこで今回は、年末年始明けに起こりがちな、 【胃もたれ・二日酔いのリセット術】をご紹介します。

前日の楽しい時間を後悔させるほどの不快な症状が待っている 二日酔いや胃もたれですが、食事や飲酒の途中で 「これ以上はダメ」と言う予測が出来ないから、なかなか厄介ですよね。 でも、正しい対処法を知っていれば、そんな不快感から早く抜け出すことが出来ますよ!

年末年始を乗り越え、これから新年会と続くハードなこの時期。
新たな一年を元気にスタートする為にも是非参考にしてみて下さいね♪


負担を減らし回復に専念することが何より大事


二日酔いや胃もたれなどの不快な症状から一刻も早く解放されるには、 まず、疲れた胃や肝臓にこれ以上負担をかけないことが何より大事になります。

よくありがちな”間違った対処法”として、食べたものを早く消化させようと、 無理に体を動かそうとする人がいらっしゃいますが…これでは逆効果です。 症状が出ている場合には無理に運動などをせず、体を安静にさせて 消化や解毒の方に内臓が集中できるよう、自ら環境作りをしてあげることが大事です。

また同じ目的で、空腹になるまでは食事はなるべく控えた方が良いでしょう。 消化やアルコールの解毒には、多くのエネルギーを消費します。 胃腸が働いている状態でまた次の食事をしてしまうと、 余計にエネルギーを消費してしまうことになり、回復が遅れてしまうからです。 胃もたれしている時や二日酔いで食欲がない場合には、 「食事の時間だから」と無理に食事をとる必要はありません。 水分補給のみしっかり行いながら、自然と食欲が戻るのを待ちましょう。


二日酔いのリセットには水分補給が大事


お茶

二日酔いの場合には、特に水分補給をしっかり行うことが重要です。 二日酔いは、アルコールの過剰摂取により、 肝臓で分解しきれなかった有害物質「アセトアルデヒド」が 血中に流れ出すことによって起こります。 このアセトアルデヒドの濃度を薄めるためには、水分の補給が不可欠なのです。

また、アルコールには利尿作用があるため、体が脱水状態になりやすいです。 二日酔い時には水分を補給することが何より大切。 食欲がなくても水分補給だけはしっかりと行いましょう。

カフェインには二日酔いの不快感を和らげてくれる作用があります。 温かいお茶などをこまめに取り入れたり、体液に近い成分が含まれる スポーツドリンクを利用するなどして回復に役立てるのもお勧めです。 (ただし、スポーツドリンクを日常的に飲用すると、 糖分の過剰摂取になる場合もあるので、この点には注意が必要)


食欲がある場合は栄養豊富で消化の良いものを食べる


キャベツ

その上で、空腹感があり食欲がある場合には、 弱った胃や肝臓をケアする栄養素を効率よく補ってあげることで、 回復を早めることができます。

胃の粘膜再生には、タンパク質(アミノ酸)、 そしてビタミン、ミネラルなどをバランスよく摂取することが大切です。

中でも胃腸を元気にするお勧めの食材が、キャベツです。 キャベツに含まれる「キャベジン」(ビタミンU)には、 胃の粘膜を修復する作用があるため、積極的に利用すると良いでしょう。

また、肉や魚、卵などから「たんぱく質」を補うことが大事ですが、 食欲がない場合には、アミノ酸系のサプリメント等を利用するのもお勧めです。 例えば「BCAA」(必須アミノ酸、バリン・ロイシン・イソロイシンの総称) などは、日頃から摂っておくことで、筋力の向上だけでなく、 肝臓の機能を向上させ、二日酔いに強い体を作ることが期待できます。 お酒を普段からよく飲まれる場合は、日頃から積極的に摂っておくと良いでしょう。

他にも、胃液の分泌を促したり、糖質の代謝を助ける働きのある「ビタミンB1」。 (豚肉やレバー、ウナギ、豆類など)
肝機能を高めてくれる「タウリン」が豊富な、しじみや牡蠣、レバー。
アセトアルデヒドの分解を積極的に促してくれる「クルクミン」が豊富なウコン。
消化を助ける「アミラーゼ」などの消化酵素が豊富な大根やカブ。
水分がたっぷりでビタミンが豊富なフルーツなど… こうした食品を積極的に摂り入れると、不快な症状の早めの緩和に役立ちます。


【調理法や食材選びのポイント】

胃に優しい食べ物

調理法や食材選びのポイントとしては…胃腸に優しく消化の良くなる調理法、食材選びをすることが大切です。

揚げ物や洋菓子、スナック菓子、脂身の多い肉など、 脂っこいものは消化に負担がかかるため極力控えましょう。 タンパク質を選ぶのであれば、高タンパクで低脂肪の、 ササミや白身魚、豆腐、納豆などを利用するのがオススメです。

また主食では、消化が良く水分補給も同時に行える、 お粥や雑炊、温かいうどんなどを利用すると良いですね。

ビタミン・ミネラルの補給のため、野菜は積極的に摂りたい所ですが、 野菜類に豊富な食物繊維は消化に負担をかけてしまう場合があります。 極力負担をかけず、効率よく栄養を吸収させるためにも、 野菜は細かく切ってスープにする、柔らかくなるまで煮る、 すりおろす、ジューサーにかけるなどして 消化の負担をなるべく減らす工夫をしましょう。


体を労わりながら新年会シーズンを元気に乗り切ろう


二日酔いや胃もたれなどの不快な症状から早く回復するためには、 暴飲暴食によって弱ってしまった肝臓や胃腸をしっかりケアしつつ、 機能を高めてあげる食事を心掛けることが大切です。

是非上記の内容を参考にしていただき、お疲れ気味の体を労わりながら、 新年会シーズンも元気に乗り切りましょう。