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2024.10.02
女性の味方『大豆イソフラボン』の素晴らしい力

豆腐

10月2日は、10(トー)2(フ)の語呂合わせで「豆腐の日」です。
豆腐の起源は大変古く、中国では2000年以上も前から食べられてきたそうです。日本においては、奈良時代に中国から伝わったとされ、その後、日本独自の食文化として発展しながら人々に愛されてきました。

今では和食には欠かせない食材となった豆腐。豆腐は低カロリーでありながら高たんぱくで栄養満点!その栄養価の高さから「畑の肉」とも称されています。特に、大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをすることで知られており、美容や健康に対する多くの利点があるとされ、大変注目されています。

そこで今回は、【大豆イソフラボンの素晴らしい力】についてご紹介したいと思います。
大豆イソフラボンがなぜそんなに注目されているのか、女性が味方にしたい、その驚くべき力に迫ってみましょう。


大豆イソフラボンの働き


大豆イソフラボン

イソフラボンは、大豆などの植物に存在するフィトケミカル(植物由来の化合物)の一種です。
大豆イソフラボンには、美容や健康に対する多くのメリットが知られています。女性ホルモンに似た化学構造を持つため、特に女性の健康に多くの利点をもたらすとされています。


1. ホルモンバランスのサポート


例えば、更年期の症状を緩和する効果があるとされます。これには「植物性エストロゲン」としての働きが関係しており、ホットフラッシュ(ほてり)や発汗、めまい、肩こり、頭痛、疲労感、不安やイライラなどの、エストロゲンの減少によって引き起こされる不調を改善する効果が期待されています。

また、月経前症候群(PMS)の緩和にも効果があるとされ、ホルモンバランスの乱れを整えることで、月経前の心身の不調を和らげることができると考えられています。


2. 肌の健康をサポート


大豆イソフラボンはポリフェノールの1種です。ポリフェノールは全般に強力な抗酸化作用を持ちます。この抗酸化作用により、紫外線やストレスによる肌へのダメージを軽減し、肌の健康をサポートするとも言われています。また、シミやシワを改善し、肌の弾力を保つことによって、アンチエイジング効果も期待できます。


3. 生活習慣病対策


大豆イソフラボンは、生活習慣病対策としても役立ちます。大豆イソフラボンが血中のコレステロール濃度を下げることによって、動脈硬化や糖尿病などのリスクを低減する効果があるとされています。

また、心臓病のリスクを低減する効果があることが、研究で示されています。心臓病の多くは、生活習慣病である高血圧や糖尿病をきっかけとして発症します。心臓病は女性の死因の一つとして上位に挙げられていますが、大豆製品の摂取は、心臓病予防に役立つかも知れません。さらに、乳がんのリスクを下げる可能性があるという研究結果もあります。


4. 骨密度の維持


大豆イソフラボンには骨の健康をサポートする作用もあり、特に骨粗しょう症の予防に有効であるとされています。

女性ホルモンには、骨を作る「骨芽細胞」の活動を促し、骨を壊す「破骨細胞」の活動を抑制する働きがあります。しかし、加齢によって女性ホルモンが減ってくるとこの働きが低下、骨がもろくなり、骨粗しょう症や骨折のリスクが高まってしまうのです。
これを防いでくれるのが、大豆イソフラボンです。

大豆イソフラボンには、骨の材料となるカルシウムの吸収率を高める効果もあります。定期的な大豆イソフラボンの摂取は、骨密度の維持に役立ちます。


大豆イソフラボンにはこの様な素晴らしい効果が期待されています。健康な生活を送るために、バランスの取れた食事と合わせて、大豆製品を活用されてみてはいかがでしょうか。


大豆イソフラボンの摂取方法と注意点


大豆イソフラボン

大豆イソフラボンを効果的に摂取するには、大豆製品を日常の食事に取り入れることが推奨されています。納豆や豆腐、味噌汁、醤油、きな粉などの伝統的な大豆食品から摂取するのが良いでしょう。例えば、納豆1パックと豆腐半丁を組み合わせると、1日に必要なイソフラボン量の大部分を摂取することが可能です。

これらの食品は、日本を長寿大国に導いた先人たちが食べてきた食品です。大豆イソフラボンを豊富に含んでおり、日本人の食生活において長い歴史があります。

また、イソフラボンは一度に大量に摂取するよりも、少量を数回に分けて摂る方が体に吸収されやすいとされています。

ただし、どんな食品もそうですが、摂りすぎにはリスクが伴います。体に良い効果が期待できるからと、大豆イソフラボンの摂り過ぎは避けるべきです。厚生労働省では、食品からの摂取上限量を70〜75mg、サプリメントからは30mgとしています。

バランスの良い食事とともに、適量を心がけることが大切です。サプリメントを利用する場合も、摂取量を守り、過剰摂取にならないように注意しましょう。


大豆イソフラボンを味方にして健やかな毎日


大豆イソフラボンは、ただの健康食品にとどまらず、女性のライフスタイルに深く根ざした存在です。それは、美と健康を追求する現代女性にとって、心強い存在と言えるでしょう。

特に、女性ホルモンが減ってくる更年期以降の女性の健康において、大豆イソフラボンは味方にしたい栄養素です。普段の食事から無理なく取り入れて、健やかな毎日に役立てましょう。