栄養の宝庫!旬のカボチャで健康生活をサポート | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2024.09.04
栄養の宝庫!旬のカボチャで健康生活をサポート

カボチャの栄養

鮮やかなオレンジ色と独特なフォルムが特徴の「カボチャ」が旬を迎えています。 カボチャはハロウィンのシンボルや冬至に楽しむ伝統的な食べ物として親しまれています。 このことから、カボチャは一般的に冬の野菜としての印象が強いですが、 実際には7月から8月にかけて収穫される夏の野菜です。

カボチャは収穫後に追熟させることで、余分な水分が減り、 甘みと旨みが増すため、秋から冬にかけてが最も風味豊かで美味しいとされます。 夏かぼちゃもみずみずしくておいしいですが、 これからどんどん美味しくなる為、食卓に活用して特別な味わいを楽しみたいですね♪

また、旬のカボチャには、ビタミンAやCが豊富に含まれており、 美肌や免疫力向上に効果的です。低カロリーで食物繊維も豊富なため、 ダイエット中の方にもおすすめの食材と言えます。

そこで今回は、カボチャに含まれる代表的な栄養とその特徴美容や健康に役立つお勧めの食べ方などについてご紹介します。


カボチャの栄養素と特徴・お勧めの食べ方


栄養満点のカボチャ

実の鮮やかなオレンジ色や、皮の濃い緑色は、 カボチャが栄養の宝庫であることを示唆しています。 以下では、カボチャに含まれる代表的な栄養素とその特徴、 お勧めの食べ方等についてご紹介します。


β-カロテン(ビタミンA)が豊富


緑黄色野菜に分類されるカボチャには、β-カロテンが豊富に含まれています。 鮮やかなオレンジ色の色素成分はβ-カロテンに由来するものです。

β-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を保護し、 皮膚のハリや弾力・潤いを守り美肌に貢献したり、目の健康をサポートします。 また強い抗酸化作用で「体のサビ」を防ぎ、酸化のダメージから身体を守ってくれます。
生活習慣病やがん予防など、幅広い健康効果が期待できます。

β-カロテン(ビタミンA)は脂溶性のビタミンである為、 油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。 炒め物や、揚げ物、肉や魚と一緒に摂るレシピがお勧めです。


「若返りのビタミン」ビタミンE


カボチャにはビタミンEが野菜の中でもトップクラスに含まれています。
ビタミンEは、肌の新陳代謝を高め、ターンオーバーを活性化することで美肌に導きます。 「若返りのビタミン」とも呼ばれ、老化の原因となる活性酸素の発生を防ぎ、 血流を促すことから、冷え性の改善や肩こり、腰痛の改善にも役立ちます。

ビタミンEは、ビタミンCとの相性が良く、一緒に摂ることでお互いの効果を高めてくれます。 またビタミンAと同様、脂溶性のビタミンの為、油と合わせて食べることで吸収が良くなります。


食物繊維が豊富で低カロリー


カボチャはダイエットや美容にもお勧めの野菜です。 100gあたり約78kcalと低カロリーで、 ダイエット中のお腹を満たしながらカロリー摂取を抑えるのにぴったりです。 さらに、食物繊維は100gあたり2.8gから3.5g含まれており、 血糖値の上昇を抑える効果や、腸内環境を整えるのにも役立ちます。


「美肌・抗酸化ビタミンの代表格」ビタミンC


ビタミンCは、「抗酸化ビタミン」、「美肌のビタミン」の代表格。 細胞の酸化を防ぐことで、老化や病気のリスクを減らすのに役立つ他、 紫外線によるメラニン色素の生成を抑制し、 シミ・そばかす・くすみなどの肌悩みを予防します。 また、肌のハリに欠かせないコラーゲンの生成を助け、 透明感のある弾力のある肌作りにも役立ちます。

ビタミンCは水溶性で、水に溶け出しやすい性質があります。 カボチャの場合、スープやカレーなどで、汁ごと頂ける調理で食べるのがお勧めです。
また、ビタミンCは一度に吸収できる量に限度がある為、こまめな摂取が大切です。


ビタミンB群が代謝を促す


かぼちゃは糖質が多いイメージから、 体型を気にする人は摂取を控えていることも多いかと思います。 しかし、カボチャには糖質や脂質の代謝を促すビタミンB郡も多く含みます。 食物繊維やカリウムも含め栄養の宝庫であることから、 美容やダイエットにもとてもお勧めの食べ物です。


カボチャの皮や種にも栄養が詰まっている


かぼちゃ

カボチャの皮や種にも栄養が豊富に含まれているため、 捨てずに上手に活用するのがお勧めです。

例えば、カボチャの皮にはβ-カロテンやビタミンCが実以上に多く含まれています。 また、カボチャの種にはリノール酸が含まれており、 血中コレステロール値を下げる効果があるとされています。 骨の発育を助けるマンガンや、味覚を正常に保つ働きのある亜鉛も含まれていて、 捨てるにはもったいない栄養が詰まっています。

カボチャの種は、硬い殻を剥いて中の緑色の部分を食べますが、 鍋で炒ってそのまま食べたり、サラダのトッピングに加えるなど、 ナッツのような使い方ができます。
しかし、脂質が多いため食べ過ぎには注意が必要です。


選び方のポイントとお勧めの保存法


カボチャを選ぶ際には、皮の表面が固くツルツルしているものや、 硬いコルク状のヘタがしっかりと付いているもの。 ずっしりと重いものを選ぶのがポイントです。
またカットされたものを購入する場合は、 実のオレンジ色が濃いものを選ぶのがオススメです。

カボチャは保存もしやすく、長期間保存することができるのも魅力の一つです。
または火を通したものを小さくカットしたり、 マッシュ状にして保存バックに薄く平らにしたものを、 冷凍しておくのも調理の際にすぐに使えて便利です。

スープやサラダ、煮物に炒め物、パンやスイーツなど、 幅広いメニューで楽しむことができるカボチャ。 是非旬のカボチャを活用して、美味しい料理を楽しんでみてください。


カボチャの魅力を存分に味わい美と健康に役立てよう


疲れが出やすい夏の終わり、またこれから秋の活動的な日々を過ごす中で、 カボチャを取り入れることは、健康だけでなく美容にも効果的です。 是非この季節の変わり目に、カボチャを使った様々なレシピを試しながら、 その魅力を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。