正月明けが危ない!生活見直し感染症を遠ざけよう | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2021.01.06
正月明けが危ない!生活見直し感染症を遠ざけよう

正月疲れ

コロナ渦で迎えた初のお正月。今年は長い方で9連休…休みが長いだけに逆に疲れを溜めてしまった方も多いのでは?

年末年始の暴飲暴食や夜更かし、 巣ごもりによる運動不足やデジタル機器の長時間使用などがたたり、 連休明けに「お腹の調子が悪い」「だるい」「眠い」「やる気が起きない」など、 不調を訴える方は多いもの。 そんな“お正月疲れ”を感じているとしたら要注意! 菌やウィルスはそうした隙に入り込み感染症を引き起こします。

再び緊急事態宣言が発令されようとしている今、 十分に警戒すると共に、 生活を整え感染症に負けない体作りを心掛けることが大切です。

そこで今回は【感染症にかかりやすい条件】についてまとめました。
こうした状況に陥ってはいないか? また陥っていた場合は改善を心がけ感染症を遠ざけましょう!


感染症にかかりやすい条件


感染症にかかりやすい条件

菌やウィルスなどの外敵は、特に以下の様な状況の時に体に侵入しやすくなります。
長い連休明けでこのような状況に陥っていないか? 是非確認すると共に感染症対策としてお役立て下さい。


生活リズムが乱れた時


お正月休みなどの長い休みでは、ついつい生活が不規則になりがちです。 夜遅くまで飲食をしたり、夜更かしをして寝る時間が遅く朝はダラダラと昼まで寝ているなど、 昼夜逆転の生活になってはいませんでしたか?

生活リズムの乱れは自律神経を狂わせ、体の不調を招く原因になります。

免疫力も自律神経の影響を多大に受けています。
自律神経のバランスが崩れると、 体を守ってくれるはずの免疫機能の低下に繋がり、感染症にかかりやすくなります。

自律神経のバランスを整える為には、 夜に眠り朝に起きる、体本来のリズムに沿った生活を送ることが大切です。
中でも、朝起きてすぐに太陽の光を浴びることと朝食を摂ることは、 自律神経を朝の活動モードに切り替えるのに重要な働きをします。 体内時計をリセットさせ生活リズムを整えるのに役立つ為、 夜更かしをしない心がけを持つとともに、 しっかり習慣化して朝の段階で身体を目覚めさせてあげましょう。


疲れやストレスを感じる時


お正月は普段合わない親戚と顔を合わせたり、 何かと気を遣うことも多く疲れやストレスを感じやすい時期でもありますよね。

ストレスは特に免疫力に大きく影響します。 中でも免疫の要であるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)は自律神経に支配されており、 ストレスに非常に弱い特徴があります。

免疫の低下を招かない為にもストレスはうまく発散する、 なるべく溜め込まない術を身に付けましょう。


寝不足や睡眠の質が低下した時


寝不足

年末年始は何かと忙しいものです。 あまり寝る時間が取れず寝不足に陥った方も多いかも知れません。

睡眠は脳や体を休めたり、細胞の修復や再生を図るための重要な時間です。 寝不足や睡眠の質が悪いことで免疫細胞にも悪影響を及ぼし、 免疫力の低下を招きやすくなる為、睡眠時間の確保と睡眠環境の見直しを図りましょう。

睡眠の質の向上にも朝の習慣が重要になります。 朝起きたら窓を開け太陽の光を浴び、朝食を摂ることで体内時計をリセットさせる。 そして3食バランスよく食べ、昼間は活発に動き、夜は体をリラックスさせる。 こうした規則正しい生活習慣が質の良い睡眠に繋がります。 リズムが乱れていた場合には是非心がけてみてくださいね。


栄養バランスが崩れている時


栄養不足や食事のバランスの乱れは免疫力の低下に繋がります。

お正月といえばお餅料理をいただくのが定番ですが、 糖質主体になりやすいメニューでもあるので、 意識的に栄養バランスを整えないと、 食べているつもりでも栄養不足になりかねません。

強い免疫の維持にはタンパク質や鉄、カルシウムなども欠かせません。 お餅単体のメニューで済ませず様々な食品から栄養を整えるなど、 免疫細胞を作るのに必要な栄養素を日々の食事で十分に補いましょう。

長期休暇を利用して、無理な食事制限によるダイエットを行った方なども要注意です! 栄養はしっかり確保したうえで、ダイエットには健康的に取り組みましょう。


腸が不調の時


腸

コロナ渦であまり出かけられない分、家での食事はせめて豪華にと、 年末年始に暴飲暴食をしてしまった方も多いのでは? また暴飲暴食だけでなく、長期休暇で生活リズムが狂ったことで 便秘になった方もいらっしゃるかも知れませんね。

暴飲暴食は胃や腸に大きな負担となり、 内臓が疲弊することで体のだるさや疲れ等を引き起こします。 また乱れた食生活が腸内環境を悪化させる原因になります。

こうした腸の不調は、免疫力を大きく低下させる原因となるため注意が必要です。

特に腸は外敵と戦う重要機関です。
腸内には食べ物だけではなく細菌やウィルス等も侵入してきます。 このような外敵に対し体への侵入や増殖を防ぐために体内で戦ってくれるのが免疫細胞。 腸には全身の免疫細胞の70%ほどが集中しているため、 腸が不調になることで免疫力の低下を招き感染症にかかりやすくなります。

年末年始の暴飲暴食がたたり胃や腸の不調を感じている場合は、 消化が良く、且つ栄養バランスのとれた食事を心がけ、胃の負担を極力軽減すること。

また便秘などの症状がある場合は、 腹八分目を心がけることや適度な運動を取り入れること、 生活リズムを整え発酵食品などの腸活食材を積極的に摂り入れるなどして、 腸内環境の改善に努めましょう。


唾液力が弱まったとき


菌やウィルスは主に口腔内から侵入して来ます。
唾液は、そんな口腔内に侵入してくるウィルスをブロックするための第一関門となる為、 “唾液力”をつけて強い免疫を保つことが大切です。

マスクの着用で鼻や口腔内の潤いを保つことやこまめな水分補給を行うこと。 適度な運動で体液の循環を良くすること。 口元の表情を動かしたり咀嚼量を増やす対策で唾液力を高めることが出来ます。

普段から唾液力を高める意識を持ち、菌やウィルスの侵入を早い段階でブロックしましょう。


体が冷えている時


冷え

免疫細胞が好むのは体温が36.5度以上の時と言われています。 逆に35度台などの低体温になると、免疫細胞が弱まり感染症にかかりやすくなります。

冷えは免疫細胞の大敵! 免疫の低下を弱めないよう体を冷やさないことが大切です。

筋肉は多くの熱を生み出すため、 適度な運動を取り入れて筋肉の維持強化を図ることが冷えの改善に効果的です。
また、生姜や根菜などの体温め食材を積極的に取るなど、 “温活”を心がけ免疫の活性化を図りましょう。


衛生環境や換気が悪い時


寒いからと定期的な部屋の換気を怠っていたり、 冬だから雑菌の繁殖が少ないだろうとタオルを家族で使い回していたりしませんか?

換気をしないと室内に侵入してきた菌やウィルスがこもりがちになります。 またタオルの使い回しや、歯ブラシの際に家族で同じコップを使い回すなども危険。 家庭内感染のリスクを減らす為にも、こうした衛生環境を整えることや、 換気をしっかり行うなどの細やかな対策を行っていきましょう。


条件を排除して感染症を遠ざけよう


お正月休み明けなど、長い連休明けは 感染症にかかりやすい条件が揃いやすくなっています。
1つでも心当たりがあれば、なるべく早くいつものリズムを取り戻し、 生活を整えることから感染症予防に努めましょう。