冷え込む季節も元気に「冷凍きのこ」で免疫サポート | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2021.10.20
冷え込む季節も元気に「冷凍きのこ」で免疫サポート

冷凍きのこ

秋も深まり、日中でもぐっと冷え込む日が多くなってきましたね。
気温の低下とともに体も冷えやすくなりますが、 体温が1度下がると免疫力は30%も低下すると言われます。 急激に気温が下がるこの時期は特に体調を崩しやすいですから、 体調管理には充分気をつけて免疫力を強く保ちたいものですね。

徐々に冷え込みが厳しくなる秋を元気に過ごすためには、 常日頃から免疫のメンテナンスを行い、良好な状態を保っておくことが大切です。 特に食事は重要なポイントになりますが、 中でもこの時期オススメなのが、旬の”きのこ類”を活用することです。

きのこには、ビタミンやミネラル食物繊維が豊富に含まれています。 非常に低カロリーで、ダイエットや健康に役立つ優れた食材ですが、 特に”冷凍したきのこ”は、それだけで栄養価やうまみが倍増する為 お勧めの食べ方となります。

そこで今回は、知らなきゃもったいない 【冷凍きのこの底力】についてご紹介します。

手軽で便利、且つ調理も楽ちんな冷凍きのこを是非活用し、 冷え込む季節の元気な毎日に役立てましょう。


きのこが強い身体作りに役立つ


舞茸

菌やウィルスに負けない強い免疫を維持するためには、 生活リズムを正し良質な睡眠を取るなど、生活整えることが大切です。
中でも食事は重要になりますが、今が旬のきのこ類は特に強い体作りに役立ちます

きのこ類にはファイトケミカルの一種であるβ-グルカンが含まれています。
β-グルカンは免疫細胞の要となるNK細胞(ナチュラルキラー)を活性化し、 菌やウィルスへの抵抗を強める働きをします。 またβ-グルカンは、強力な抗酸化作用で、アンチエイジングを始め 癌などの病気の予防にも有効であることが知られています。

更に、きのこ類に豊富な食物繊維は、腸内環境の改善に役立ちます。 腸は免疫システムの要となる重要な機関。 免疫細胞のおよそ70%が腸に集まっており、 腸の健康なくして免疫力アップはあり得ません。 そんな免疫の最重要機関である 腸の健康維持に役立つと言う意味でも、きのこは役立つのです。

また食物繊維は、食事による血糖値の上昇を緩やかにする働きをします。 脂肪の蓄積を防いでダイエットに役立つ他、 老化を早める原因の一つである「糖化」(体の焦げ付き)を防ぎ、 若々しい肉体や強い免疫の維持にも大いに貢献します。


きのこを冷凍すると旨味・栄養がUPする


きのこ

この様に、免疫強化をはじめ、様々な健康効果が期待できるきのこ類ですが、 きのこは冷凍して食べた方が、栄養面でもおいしさの面でも メリットがあることをご存知でしょうか?

きのこは生で食べてももちろんおいしいですが、 冷凍した方が味も栄養価もパワーアップするのでお勧めです。

きのこには、ファイトケミカルをはじめ、 ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれていますが、 冷凍すると細胞膜が破壊され、豊富な栄養素が外に溶けだしやすくなるのです。 また冷凍で細胞膜が壊れることで、キノコに含まれるうまみ成分である 「グアニン酸」「グルタミン酸」「アスパラギン酸」も溶け出しやすくなり、 味や風味も増して美味しくなります。

きのこの種類によっても変わりますが、そのままの状態のきのこと比べ、 冷凍きのこのうまみは数倍から数十倍に増えるとされます。
栄養の吸収率が上がり、味わいも濃厚で美味しくなる。 これが冷凍きのこの最大の魅力です。


すぐに使えて便利な冷凍きのこを活用しよう


もちろん、冷凍することで保存が効く点もメリットとして挙げられます。
菌類であるキノコ類はなんとなく長持ちするような イメージがありますが、種類によっては意外と保存が利きません。 冷蔵庫に放置しておくと数日でしんなりしてしまったり、 変色したり、ツンとした匂いがするなどあまり日持ちがしないものも多いのです。

その点、冷凍保存ならば長期保存が可能になります。
きのこ狩りに行った際やスーパーの特売などで沢山手に入れた際、 また調理の際に使いきれなかったものなど、 冷凍しておけばすぐに使えてとっても便利です。

栄養も豊富で体に嬉しい効果をもたらす強力な助っ人にもなりますので、 是非冷凍きのこを常備野菜の一つに加えてみてはいかがでしょうか。


きのこを冷凍保存する際のポイント


冷凍きのこ

そんなきのこを冷凍保存する際のポイントや、 お勧めの保存方法などを以下にご紹介します。
是非きのこを保存する際の参考にしてみて下さい。


きのこは水で洗わず冷凍するのがお勧め


きのこは水で洗い流してしまうと水分を吸収して水っぽくなってしまいます。 また風味が落ち、栄養素も逃げてしまいますから、水洗いは避けるのが無難です。
おがくずが付いた石づきの部分を取り除いたらそのまま使うか、 汚れが付着している場合には、清潔な布やキッチンペーパー、 ブラシなどで汚れを取り除いて下処理しましょう。


保存袋にフワッと平らに敷き詰めて冷凍する


食べやすい大きさにカットしたきのこは、 保存袋になるべく平らに、且つ薄くフワッと敷き詰めるのがポイントです。
そして酸化を防ぐために空気を抜くようにして蓋を閉じます。
この様にして冷凍することで、調理に使う際に必要な分だけを パキパキと折って取り出すことができるのでお勧めです。


何種類かを混ぜて冷凍しておくと便利


椎茸は椎茸、しめじはしめじなど、種類ごとに分けて保存するのも良いですが、 色々な種類を混ぜてきのこミックスのような形にして保存しておくと、 使い勝手がよく、栄養価や風味も増すのでお勧めです。

例えば、ソテーにして肉や魚料理の付け合わせにしたり、 パスタの具材として加える、味噌汁に加える、 炊き込みご飯やカレー、シチュー等など、 手軽に加えるだけで様々な料理に活用出来て重宝します。 (水分が多くぬめりの多い「なめこ」はきのこミックスには不向き。 別で保存するのがお勧めです)


冷凍きのこは解凍せずそのまま使う


冷凍きのこは、凍った状態でそのまま料理に使うのがお勧めです。 常温で解凍してしまうと、きのこから水分が出て水っぽくなってしまったり、 風味が落ちる原因になるためそのまま鍋に入れて調理しましょう。


冷凍きのこを強い身体作りに役立てよう


冷凍きのこ

さていかがでしたか?
きのこには体を健康に導いてくれる栄養素がたっぷりですが、 冷凍するだけで美味しさも栄養価もパワーアップできるとしたら、 これは実践しない手はないですよね。

冷凍キノコを常備しておけば、 おかずが物足りない時にちょっとプラスすることでボリュームが出る上、 不足しがちな栄養素を手軽に補うことも出来て大変便利です。
是非、調理も楽ちんで便利な冷凍きのこを活用して、 日々の健康維持、強い身体作りに役立ててみてはいかがでしょうか。