連休明けの不調は早めのリフレッシュが肝心 | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2022.05.11
連休明けの不調は早めのリフレッシュが肝心

連休明けの不調対策

最大10連休にもなった今年のゴールデンウィーク。 今年はコロナよる行動制限が3年ぶりに解除される中と言うことで、 色々お出掛けしたり楽しんだ半面、 今頃ドッと疲れが出ている方も多いのではないでしょうか。

大型連休明けには、なんとなくだるさを感じたり、やる気が出ない。 また不眠、便秘、頭痛や腰痛など…心身共に不調が出やすいものです。 折角長い休みでリフレッシュしたはずなのに、 逆に不調が出るのであれば、何の為の休みか分からなくなってしまいますよね。

そこで今回は、【連休明けに不調を感じる場合の対策】をご紹介します。
大型連休明けの不調は早めの対策が肝心です! 疲れをリセットする為の対策を是非心がけて、 初夏らしい爽やかな心と元気な毎日を取り戻しましょう。


連休明けに不調を感じるのは何故?


不調

そもそも、大型連休明けはどうして不調が出やすいのでしょうか?

これは、単純に外出が増えるなどでエネルギーを多く消費することもありますが、 夜更かしや朝いつまでも寝ているなど、生活リズムが狂いやすくなること。 また、旅行や外出、イベントなどいつもと違う環境下で ストレスが蓄積されることなどが原因で起こります。

更に、ゴールデンウィークの頃は新生活が始まって間もない時期でもあります。 入学や就職、引っ越しなど、環境が変わることで蓄積されたストレスが、 大型連休で気が緩んだことでドッと出やすいのです。

加えて、気候の変動が大きいのもこの時期の特徴です。 寒暖差により体調を崩しやすいことも、 5月の大型連休に体調を崩しやすい一因と言えます。

生活リズムの乱れや過度なストレス、気候の変動など、 自律神経はちょっとした変化で乱れやすくなります。 自律神経が乱れることで、体のだるさや気の滅入り、不眠など、 心身の様々な不調に繋がってしまうのです。


連休明けに不調を感じる時の対策


心身の不調を長引かせたり、これ以上悪化させない為にも、 連休明けに、体のだるさや寝つきの悪さ、やる気が出ない等、 何らかの不調を感じる場合は、是非以下の対策を心掛けてみましょう。


朝の習慣から生活リズムを整える


朝食

大型連休には、夜更かししてしまったり、朝いつまでも布団でゴロゴロしている、 または食事の時間が一定でないなど、ついつい生活が不規則になりがちです。 生活リズムの乱れは自律神経を狂わせ、体の不調を招く原因になります。 連休明けの不調を早く回復させるためにも、 規則正しい生活リズムをいち早く取り戻すことが大切です。

夜に眠り朝に起きる、体本来の健康的なリズムを取り戻す為には、 朝起きてすぐに太陽の光を浴びること、そして朝食を摂ることが大事です。 朝日を浴びる「目からの刺激」と、朝食を食べる「血糖値上昇の刺激」により、 自律神経を朝の活動モードに切り替えることが出来、 一日の健康的なリズムが整いやすくなります。

朝日と朝食。こうした朝の習慣を日課にして、正しいリズムを早めに取り戻しましょう。


ストレス対策で自律神経を整える


ストレッチ

大型連休には遠出したり、普段会わない人に会ったりと、 何かと気を遣いストレスが溜まりがちに…。 ストレスは自律神経を乱し不調をきたす大きな原因になる為、 溜め込み過ぎない様うまく発散して行くことが大切です。

5月は新緑の季節。緑や花々を愛でるだけでも癒されるものです。 また、新緑の中をウォーキングしたり、ストレッチやヨガ、瞑想を取り入れる、 アロマを楽しむ、湯船にゆっくり浸かってリラックスする等、 自分が好きなことをしてストレスを発散しましょう。


質の良い睡眠で疲れとストレスをリフレッシュ


睡眠

大型連休を利用して、映画やドラマ、アニメを一気見しようと、 寝不足になっていた人も多いかも知れませんね。
睡眠は脳や体を休め、細胞の修復や再生を図るための重要な時間です。 ストレスの回復にも大切な役割を果たしています。 生活リズムが崩れ睡眠の質が低下したり、寝不足になることで、 自律神経が乱れ心身に不調が出やすくなることから、 睡眠の見直しを図ることが対策として重要です。

睡眠の質の向上と言う意味でも「朝の習慣」は大切になります。 朝起きたら窓を開け太陽の光を浴び、朝食を摂ることで体内時計をリセットさせる。 そして3食バランスよく食べ、昼間は活発に動き、夜は体をリラックスさせる。 こうした規則正しい生活習慣が質の良い睡眠に繋がります。

また、光のコントロールも質の良い睡眠には重要です。 寝る直前になってもスマホやパソコンの画面から発せられる強い光を浴び続けると、 脳が「今は昼間」だと勘違いしてしまい、 睡眠に必要なホルモンの分泌が阻害されて寝つきが悪くなってしまいます。 これを避ける為にも、夜、特に寝る前は、 出来るだけ暗めの環境に身を置くように心がけてみましょう。


バランスの良い食事で疲れとストレスを癒す


健康的な食事

大型連休で外出が多くなると、どうしても食事が乱れがちに。 糖分や油分、塩分が多くなり、栄養の偏りから心身の不調に繋がる場合も。 連休明けの不調を対策する為には、乱れた食生活を早めに正すことが大事です。 栄養バランスの整った食事を意識して、溜まった疲れとストレスの解消に努めましょう。

中でも、睡眠の質の向上による疲労回復やストレス解消には、 アミノ酸の一種である「トリプトファン」を摂るのが効果的です。 トリプトファンは別名”幸福ホルモン”と言われる脳内物質の「セロトニン」を作り出します。 また眠気を誘うホルモンである「メラトニン」の材料にもなり、 睡眠の質の向上にも役立ちます。

トリプトファンは、大豆製品や乳製品、肉や魚などの「タンパク質」に豊富です。 また、バナナ、蜂蜜、ナッツ類に含まれる為、 こうした食品を積極的に摂り、疲労回復やストレスの解消に役立てましょう。

逆に、連休疲れを感じている際にお勧めできない食事として、 甘いお菓子やスイーツが挙げられます。
疲れやストレスがある時に「甘いものが欲しくなる」方は多いものですが、 糖分の多い甘いスイーツなどを食べ過ぎてしまうと、 それを消化するために多くのビタミンやミネラルが使われてしまい、 逆に疲れやすくなることもあることから注意が必要です。

どうしても甘いものが食べたい時には、 フルーツやはちみつを食べるなど、自然な甘みで代用するのがお勧めです。

また疲れが溜まると、自炊するのが面倒になり、簡単なもので済ませがちになります。 しかし、外食やファストフード、手軽に食べられる一品物の食事などに偏ると、 塩分や油分の摂りすぎになったり、栄養バランスが崩れやすくなり、 益々疲れやメンタルの不調を長引かせる原因になり兼ねません。

不調な時ほど食事には気を使い、栄養バランスを意識して食べることが大事です。 億劫な時でも、出来るだけ野菜を増やす、彩りにバリエーションを増やすなどして、 バランスを図ることで体調を整えましょう。


連休明けの不調は早めの対策で乗り切ろう


長い連休は、生活習慣が狂いやすく、自律神経の乱れから様々な不調が起きやすくなります。 そうした体からのメッセージを放って置くと、鬱状態に陥る五月病に発展しやすくなったり、 更なる体の不調を招く恐れもある為、早めの対策が重要です。

連休明けの不調を早く回復させるためには、 規則正しい生活リズムをいち早く取り戻すことが何より大切です。 そして、十分で質の良い睡眠を確保すること。 疲労回復やストレス解消に効果的なリラックス法や、 バランスの良い食事を心掛けることを意識し、 早めの対策から元気な毎日を取り戻しましょう。