焦りは禁物!ダイエットの停滞期の正しい乗り越え方 | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2019.01.30
焦りは禁物!ダイエットの停滞期の正しい乗り越え方

体重計を覗く女性
ダイエットをしていると、ピタリと体重が減らなくなる時があります。

努力してそれまでに順調に減っていた体重が、 同じ行動をしているにもかかわらず全く減らなくなる悪夢の様な時間… そう、ダイエットの大きな壁である「停滞期」です。

停滞期になると気持ちも焦るし、努力が結果に現れないことからイライラしがちですよね。
「やっている事が間違っているのか?」と不安になることもあれば、 「どうして変化しないのか?」と自分の体を責めてしまう事もあり、 これは一生懸命ダイエットに取り組んでいる方ほど精神的苦痛も大きいものです。

そんな時には、早く結果を出したいあまりに食事制限をさらに厳しくしたり、 運動をハードなものにしたりと焦って行動しがち。 しかし、ここで無理をするとダイエットのペースを乱し、 継続が困難になった挙句リバウンドと言う結果になり兼ねません。

「停滞期は誰しもが通る道」と割り切り、焦らずこれまでのペースを維持する事がとても大切です。

そこで今回は、ダイエットの大きな壁である停滞期について、 【停滞期になった場合の心構えや、早く脱出する為の正しい過ごし方】についてご紹介します。

ダイエットに本気で取り組まれる方であれば、誰もが1度は陥るであろう停滞期。
これがきっかけでダイエットを失敗させてしまわないためにも、 停滞期について理解を深めておきましょう。


ここが踏ん張り時!辛い停滞期を乗り越えるために


ダイエットを頑張る人
努力が全く報われないダイエット中の停滞期は本当に辛いものですが、 この辛い時期さえ乗り越えれば、成功までの一方を大きく踏み出すことができます。

これまでやってきた事を継続すれば、 かならず停滞期を出することができますので、諦めずに頑張りましょう!


停滞期に陥るメカニズム


停滞期
停滞期はどの様なメカニズムで起こるのか?
これは、体に備えられている"ホメオスタシス"と言う機能が働くために起こります。

ホメオスタシスとは、体を取り巻く環境が変化しても、 体の状態を一定に保とうとする働きのことで、別名「恒常性」(こうじょうせい)とも言います。
例えば、体温を保つ、体内の水分量を保つ、血圧を保つ、 怪我をしたら傷を治すなど、体の状態を保つ為にいつも働いてくれています。

これがダイエットで減量する際に働いた場合が停滞期の状態です。

食事制限等により体が変化してくると、体は、急激な変化で命の危機に陥らない様にと、 少ない栄養でも活動できるよう、代謝を落としてエネルギーをやりくりしようとします。
その結果、食事を減らしても、運動を頑張っても体重が減らないという状況に陥ってしまうのです。


停滞期は極めて痩せにくく太りやすい状態


停滞期になるとイライラが募り、そのストレスを食事にぶつけてしまう人も多いですよね。
努力しても結果が出ないのだから、「だったら食べてしまえ!」とヤケになる気持ちはよくわかります。

しかし、代謝の節約モードから正常な状態に戻る前に食事を増やしてしまえば、 体は貴重なエネルギーを確保しようと必死ですから、 余分なエネルギーは効率よく脂肪として蓄えようとします。

つまり、停滞期は…”極めて痩せにくく、また極めて太りやすい状態”だと言う事!

この時にダイエットを挫折して通常の食事に戻してしまうと、 一気にリバウンドなんてことになり兼ねませんので、なるべく焦らずマイペースに! そして「停滞期は成功のための準備段階」だと考え、プラス思考で乗り切りましょう。


停滞期の期間には個人差がある


そんな停滞期の期間には個人差があります。

数日で終わる場合もあれば数ヶ月続く場合もあります。

期間はそれぞれでも、体が安全だと判断すれば節約モードは解除され、 代謝が正常になる「痩せ期」にいづれ突入して行きます!

それまでは変化がなくとも決して諦めずに、ダイエットは長期戦と理解して気長に取り組んで行きましょう。


停滞期中に心がけること


ウォーキング
停滞期を早く脱出するためには、運動習慣を身に付けて筋肉を強化することが効果的です。
ジョギングやウォーキングなどのリズム運動にはストレス解消効果もあるので、 停滞期中のストレス軽減にも役立ちますよ!

筋肉が強化されればその分代謝も上がって痩せやすくなります。
停滞期を抜けた後の減量もスムーズになるので、運動を継続して代謝アップに励みましょう。


また代謝を上げながらリラックス効果も得られる入浴やサウナ、岩盤浴などもオススメです。


そして、ストレスを溜めない為にも無理をし過ぎない事が何と言っても一番大事!

と言うのも、ストレスは食欲と密接に関係しているからです。
人はストレスを感じると「ドーパミン」というホルモンを多く分泌させますが、 ドーパミンは摂食中枢に働きかけ、食欲を増大させる作用があるのです。

また、満腹中枢に作用し、食欲を抑える働きをする「レプチン」というホルモンの働きをも鈍らせてしまいます。

停滞期はどうしてもイライラしがちですが、焦りや無理は禁物です!

これが食欲コントロールを崩壊させ、ダイエットを失敗させる1番の要因ですので、 痩せた後の未来を想像したり、自分がリラックスできる環境作りに力を入れなりして、 ストレスとはうまく付き合っていきましょう。


停滞期は成功の為の準備期間!前向きな気持ちで乗り切ろう


さていかがでしたか?体重が思うように減らず、焦ったりイライラしがちな停滞期ですが、 そのメカニズムを知って、どんな行動をとれば良いのかが分かれば、 無事に乗り超えられそうな気がしますよね♪

もし、今停滞期で気持ちが折れそうになっていた場合でも、きっと大丈夫!
今は成功の為の準備期間ですから、これを機に今一度モチベーションを上げて、 体が変化する過程を思い切り楽しんじゃいましょう!