“頑張ってるのに痩せない”人が陥りがちなNG習慣 | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2023.07.05
“頑張ってるのに痩せない”人が陥りがちなNG習慣

痩せない原因

「運動もしているし、食事制限もしているのに、なかなか体重が減らない。」 とお悩みの方は多いのではないでしょうか。 ダイエットを頑張っているのに、思うような結果が出ないと落ち込んでしまいますよね。 また、焦りから更に食事を減らしたり、激しい運動に取り組むなど 無理をしてしまう人も多いでしょう。

しかし、継続する事が大事なダイエットにおいて焦りは禁物です。 無理をすればするほど継続することが困難になり、 またストレスからリバウンドに繋がったり、 自律神経を乱して心身のバランスを崩してしまうこともある為、 ダイエットはマイペースに、そして正しく取り組むことが大切です。

では、運動もしているし、食事制限もしているのに痩せないのには、 どのような原因があるのでしょうか? 今回は、【頑張ってるのに痩せない人が陥りがちなNG習慣】についてご紹介します。 食べてないのに痩せない原因や、結果を出す為に正すべき行動など、 健康的な痩せ方について見直してみましょう。


痩せない原因「ダイエットの落とし穴」に注意


ダイエットの落とし穴

運動もしているし、食事制限もしているのに痩せない場合、 そこにはどういった原因が考えられるのでしょうか。
以下では、痩せない原因として考えられる”ダイエットの落とし穴”をご紹介します。


食事を抜く


朝食抜きや、夜ご飯抜きなど、ダイエット目的で食事を抜く方がいらっしゃいますが、 これは逆効果になる場合があります。
食事を摂ってから次の食事まで時間が空き過ぎると、血糖値の急変動が起こりやすくなります。 例えば朝食を抜いた場合、夕食の次の食事が翌日の昼食となり、かなり時間が空くことになります。 その結果、昼食の際に血糖値が跳ね上がり、太りやすくなってしまいます。

また、1日に摂取できる食品の種類や量が必然的に減ってしまうことで、 栄養素の不足に繋がることも。栄養不足から体の機能低下を招いたり、 筋肉量の低下から基礎代謝量を落とすなど、太りやすい体を招きやすくなります。

特に朝食を摂ることは、体内時計のスイッチとなり、代謝を高める重要なポイントです。 朝からバランスの良いメニューを心がけ、代謝のスイッチをしっかり切り替えてあげることが大切です。


夜ご飯のボリュームが多い


体内リズムにおいて、夜遅い時間帯は「最も太りやすい時間」となります。
体内時計を司る時計遺伝子の中にBMAL1と言うタンパク質の一種があります。 BMAL1は、体脂肪の増加指令を担っている物質ですが、この活動量が最も活発になるのが夜の時間帯です。 食べたものが体に吸収されやすくなる為、夜ご飯のボリュームが多いと、 例え朝昼の食事を制限していたとしても、 体脂肪が蓄えられやすくなり、ダイエットの結果も出にくくなります。

また、夜は活動量が減り、カロリーの消費も少なくなることから、夜ご飯で摂取したカロリーが余りがちに。 余った分は、脂肪として蓄えられてしまうため、夜ご飯では糖質を控えめにしたり、 揚げ物を控えるなどして、全体量やカロリーのボリュームを抑えることをお勧めします。


カロリーにばかり捕らわれている


カロリー不足

朝はフルーツや野菜のスムージー、昼はサラダランチなど、 「カロリーを減らすこと」ばかりに捕らわれてはいませんか?

ダイエットでは、「とにかくカロリーを減らせば良い」と考える人がいらっしゃいます。 確かに、食事をコントロールすることが大事なダイエットにおいて、 カロリーを意識する事は大事なポイントですが、カロリーばかりに気をとられて、 大事な中身(栄養)がおろそかになれば、折角の努力も水の泡になってしまいます。

むしろカロリーの減らし過ぎは、筋力の低下や基礎代謝量の低下を招き太りやすい体を作ります。 燃費の良い省エネモードに変化した体は、益々エネルギー効率が悪くなり、 少ない食事でも痩せにくくなって行きます。

カロリーの減らし過ぎは逆効果です。必要最低限のカロリー摂取(基礎代謝量以上)を心掛けると共に、 健康に生きていく上で必要な栄養素をしっかり確保して、健康的な減量を行って行きましょう。


食事の質が悪い


あまり量を食べていなくても、質の悪い食品ばかりを食べていれば、体は痩せにくくなります。
例えば、即席で食べられるインスタント食品やファストフードなどは、 少ない量でも脂質や糖質がたっぷり含まれていたり、添加物が大量に含まれていることがあります。 こうした食品は、カロリーはあるのに、体に必要な栄養素はあまり含まれておらず、 体を満足させることが出来ません。そればかりか、こうした食品を代謝するために、 ビタミンやミネラルなどの大切な栄養素が大量に消費され、ダイエットの効率を悪くしてしまいます。

栄養が満たされないから、いつまでも食欲が収まらない点も、質の悪い食品のデメリットです。
食べていないのに痩せない原因は、「食事の質が悪いこと」が考えられます。 体が喜ぶ質の高い栄養補給を心がけることから、痩せやすい体作りに繋げましょう。


ストレスが多い


ストレス

頑張っても痩せない原因として、ストレスが多い点も原因として挙げられます。
ストレスを感じると、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が分泌されます。 コルチゾールが過剰に分泌されると、食欲を増やし、脂肪を蓄積させる作用が働き痩せにくくなります。
またストレスは自律神経を乱す原因にもなります。 自律神経の乱れから血管が収縮し代謝が低下することも、痩せない原因となります。
ストレスを溜めない為にも、ダイエットはマイペースに、無理なく取り組むことが大切です。


食後のデザートが習慣になっている


甘いものが好きな人にとって、食後のデザートは至福の時間ですよね。 甘いものを食べる事はストレス発散に繋がりますから、適度であれば問題ありません。 しかし、食後のデザートを習慣的に続けるのは良くありません。

食後のデザートなど、甘いものには糖分が沢山含まれています。 食事で血糖値が上がっている所にデザートとしてたっぷりの糖分が加われば、 血糖値は更に上昇して「血糖値スパイク」を起こしやすくなります。

血糖値スパイクとは、血糖値の急上昇と急下降の乱高下を意味します。 血糖値の急上昇が起こると、膵臓から血糖値を下げるために インスリンと言うホルモンが大量に分泌されます。 このインスリンには血中の糖分を脂肪に変えて体に蓄える働きがあるため、 血糖値スパイクを起こすような食べ方は肥満を招きやすいのです。

血糖値スパイクを引き起こす原因は糖質の多い食事です。 食後のデザートはもちろん、炭水化物の摂りすぎ、甘い飲料を食事と共に飲むなど、 こうした食習慣は控え、血糖値スパイクを予防することから痩せやすい体作りに繋げましょう。

尚、甘いものがどうしても欲しい場合には、 太りにくい時間帯である昼間に少量いただくようにしましょう。
食べ過ぎを防ぐために、お菓子の買い置きは控え、「今日食べる分はこれだけ」と決めて、 その日に買うようにすると食べ過ぎを防げます。 また、出来るだけ天然の甘味(フルーツやサツマイモなど)にするなど、質も意識しましょう。


冷えや便秘


冷え性

体の冷えや便秘も痩せにくくなる原因の1つです。
食事や運動でなかなか結果が出ない場合には、 もしかすると体が冷えていることや、便秘に陥っていることが痩せない原因かも知れません。

体が冷えると代謝が下がり脂肪を蓄積しやすくなります。 体温が1度下がると、1日の基礎代謝が約12〜13%も低下するとされるため、 冷えが気になる方は、体を冷やさない。飲食は出来るだけ暖かいものや常温の物を口にする。 ネギ、生姜、根菜類など、体を温める食品を意識的に摂る。 湯船に浸かる習慣を身に付けるなど、日頃から温活を心がけましょう。

また便秘などで腸内環境が悪化することも、代謝を落として痩せなくなる原因になります。 食物繊維や発酵食品、オリゴ糖、良質な脂質を積極的に摂る。お腹を冷やさない。 運動習慣を継続する等、冷え対策と共に腸活も心掛け、 巡りの良い体を作ることから痩せやすい体を目指しましょう。


痩せないダイエットを見直そう


努力が結果に現れないとしたら、ダイエットのやり方を間違えているかも知れません。

運動もしているし、食事制限もしているのに、なかなか結果が出ないと言う場合には、 痩せない人が陥りがちな「ダイエットの罠」にハマっている可能性があります。 是非上記を参考に、今行っているダイエットについて一度見直してみてはいかがでしょうか。